今回は超有名な親子シリーズと、
クイズのすすめを紹介します。

超有名イケメン親子３パターンを紹介！

昭和の人気イケメン俳優なんて、頭に入れておかない手はありません。
高齢女性たちとの会話の糸口にぜひ、お使いください。
○○さんは、どういうタイプがお好きでしたか？なんていう話は、
いくつになっても楽しいものです。
また高齢男性たちには、○○さんは上原謙に似てますね、
なんて、会話を盛り上げるのにももってこいです。

それではどうぞ。

上原謙とその息子、加山雄三

　
若い加山雄三も素敵ですが、この美しいお父さんにはかないませんね。
実際そうだと思いますし、そういうふうに言うと
高齢者のみなさまはどこか嬉しそうにされる気がします。
色んな話ができそうですね。

つづきまして、

佐田啓二とその息子、中井貴一

　
こちらも、佐田啓二がすごいですね。美しい！
こちらもファン多しです。映画『君の名は』なんかが有名です。
そして、やっぱり父親のほうが、イイ男ですね、なんて話になるのでしょう。
すごくハイレベルなイケメン対決なわけですが。

最後はこちら

坂東妻三郎とその息子、田村正和

　
これは、なかなかの好勝負？！
坂東妻三郎も、ばんつまと言ってかなり人気を博したようですが、
田村正和もきれいですね。
年下でもイイ！とおっしゃるお婆さまもいらっしゃるかも（笑）

以上、代表的な、誰でも知ってる親子シリーズでした。
これはぜひ押さえておきたいですね。

芸能人クイズのススメ

そして、これくらい有名な芸能人親子の場合、
クイズにするのにもちょうど良いと思います。

加山雄三のお父さんは誰でしょう？なんていうクイズです。
たとえ認知症のある方でも、これくらい昔の話になると案外、
ぼんやりと覚えてらっしゃったりもします。
うまく色々なヒントを出し、写真も使ったりしてぜひやってみて下さい。

たとえ名前がすぐに出てこず答えられなかったとしても、
芸能人の名前がすぐに出てこないことは誰にでもあることです。
名前が出てこなくても大して罪悪感や劣等感を抱くほどの話でもない（笑）

現在の総理大臣の名前や自分の妻や夫の名前が出てこないことよりは
ずっと深刻さがなく、笑い話になる。
○○さんは、映画よりも仕事一筋だったんですね、
なんてフォローもしやすい。

周りで聞いている人たちにとっても、他の人が正解を出したのを聞いて、
あーそうそう！知ってたよ！なんて調子を合わせるのもラクなものです。

また、あえて若い職員と高齢者さんとの対決風な形をとって、
このような昭和初期の問題を出すと、
若い人はちっとも答えられないが
高齢者さんたちがどんどん答えたりして楽しいですよ。
知ってるよー、そんなんも知らんのー？なんて
得意げに話してくれるかもしれません。

ぜひ、イケメン芸能人親子で
楽しいクイズのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

映画『愛染かつら』は
昭和13年に公開された松竹映画です。

とにかく爆発的にヒットした、超有名な映画なので、
当時青春時代だった人から、
当時まだ小さい子どもだった人まで
高齢者のほとんどの方が知っていると言っても過言ではありません。
ぜひチェックしておいてください。

ストーリーは、医師と看護師の恋愛を描いたメロドラマです。
メロドラマとなると、いつの時代でもやはり
女性人気のほうが高くなる気がしますね。

大人気俳優が主演！

当時この映画を見ていた人たちが心をときめかせたのは、
この豪華な俳優陣ではないでしょうか。
まず、医師役の主演が凄い。かの有名な上原謙です。



上原謙といえば、戦前戦後の映画界２枚目大スター。
この人はなんと、加山雄三の父親なんですが、
高齢者の方々からすると、
加山雄三の人気とは比べものにならないほど、
ステキで有名な大俳優だったそう。

とにかく一部の高齢女性からの人気がすごい！
名前を言うだけで頬をピンクにするお婆さまもいたなぁ。
彼女たちからすると、上原謙は明治42年生まれなので、
「年上がタイプ」だったことになります。
（ちなみに石原裕次郎は昭和9年生まれ）
きっとあなたの周りの高齢女性の中にも、熱烈なファンがいるはず。
ぜひ、聞いてみてください。盛り上がることまちがいなし。

そしてヒロイン役は、田中絹代。上原謙と同い年です。

引き込まれるストーリー

映画のストーリーは、こうだ。
病院長の息子である上原謙は、
看護婦である田中絹代の歌をきいて恋におちる。やがて求婚。
しかし田中は死別した夫との間に、
病気の女の子がいたため、ちゅうちょした。
また医師と看護婦の恋ということでも周囲の反対を受ける。

ところが上原の熱い思いに、田中の心も傾き、
やがて二人は「愛染かつら」の木の下で愛を誓う。
その後、田中は歌手を目指す道にすすむ。という話だ。

お気づきのように、『愛染かつら』とは木のなまえです。
この木は、実際に長野県別所温泉の、
北向（きたむき）観音にあるカツラの木だそうです。
縁結びの霊木として知られていたこの木を、
作者が『愛染かつら』と名付け、
二人が愛を誓うシーンに用いたそうです。
このシーンですね。

なんというノスタルジック！そして本当に男前ですね！美しい。。

主題歌が超人気！

そして最後に、
映画とともに驚異的大ヒットを飛ばした主題歌が、
『旅の夜風』です。

映画のなかで、ふたりがすれ違いを繰り返す様子が
たくさん描かれたのですが、その中に、
「田中絹代が新橋駅にかけつけた時にはもうすでに遅く、
上原謙を乗せた列車がホームを離れていった、、、」
というシーンがあり、
ここでこの曲が流れ非常に盛り上がったらしい。

この曲は男女問わず、
本当に全員が歌えるのでぜひ使ってみて欲しい。